岩下の新生姜はこうして生まれました!岩下の新生姜誕生物語

  • 昭和53年(1978) 運命の出会いと決意

    当時の岩下食品社長 岩下邦夫は、まだ見ぬおいしい食材を求めて飛行機で台湾出張へでかけました。このときの機内食で食べたしょうがは、みずみずしくて食感がよく、フレッシュな風味があり、日本では食べたことのない味に感動!さっそく産地を探しまわり、台湾在来種のしょうが「本島姜(ペンタオジャン)」であることが分かりました。そして、このおいしさを日本の食卓に届けたい、そう決意したのでした。

    岩下食品 三代目社長 岩下邦夫
    岩下食品 三代目社長
    岩下邦夫
    なんておいしいしょうがなんだ!
  • 本島姜の産地で適地適作

    台湾の限られた地域で栽培されている特別なしょうが「本島姜(ペンタオジャン)」。産地を訪ねて調べていくと、その感動的なおいしさのヒミツは、独特の栽培方法にあることが分かりました。しょうがの芽が伸びるたび、土をかけて新芽を伸ばしていく手間のかかる作業が必要だったのです。本島姜を日本でも育てられないものか試みましたが、台湾と同じように育てることはできませんでした。以来、「適地適作」をモットーに、栽培技術の向上など農家との取り組みに力を注ぐことにしました。

    栽培方法
    栽培方法も特殊なのか・・・。
  • フレッシュな味を求めて業界初の挑戦

    「これまでの漬物と同じ高塩分で漬けると、本島姜のフレッシュで爽やかな風味が失われてしまう…。」あさ漬のようなフレッシュなおいしさに仕上げるために、どうすればいいのか…。しかし、低塩化を進めれば進めるほど、日持ちがしない…。新たな課題にぶつかります。そしてついに、低温管理と低温輸送に着手。試行錯誤を繰り返し、海外原料の低塩低温漬、冷蔵輸送、冷蔵管理という、当時の漬物業界の常識を打ち破る「コールドチェーン」を確立しました。

    イラスト
    ついにできた!この味だ!
  • 昭和62年(1987) 9年の歳月をかけ「岩下の新生姜」誕生

    ピンク色の透明感のある液に漬けられ、風味がよく爽やかで、フレッシュな味わいのあさ漬風のしょうが。今までにない、新しいタイプのしょうがということで「岩下の新生姜」と名づけました。飛行機の中での衝撃的な出会いから9年の歳月をかけ、「岩下の新生姜」は誕生しました。

    商品写真
岩下の新生姜 商品情報
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