常に安定した品質で、安全な商品を提供し続けるため、原料や商品の成分が、当社が定めた基準を満たしているかの検査を実施し、常に厳しい目で確認しています。また、海外においても、 日本と同様の考え方で取り組んでいます。
「適地適作」をモットーに、新生姜・らっきょうの原料は海外で栽培されています。鮮度を重視した加工および徹底した品質管理を行うため、産地の協力工場に岩下食品の日本人社員を派遣。現地スタッフと協力して日本と同じ高い品質基準を守っています。現地スタッフひとりひとりが日本の品質基準を理解し、実践するために、きめ細やかな指導を行います。長年かけて築きあげた海外工場との強固な協力体制のもと、高品質で安全な原料・商品づくりに取り組んでいます。
漬物づくりには大量の水を使用するため、漬物工場では長靴を履いて作業するのが当り前でした。しかし、工場内の余計な水は、様々な菌の媒介になる可能性があります。そこで、岩下食品の本社工場では、漬物業界としての視点だけではなく、食品製造業としてのスタンダードの確立を目指し、床ドライ化に挑戦しました。全員で知恵を出し合いながら、様々な工夫・改善を実施。そして2005年、ついに、漬物業界では例がない床ドライ化を実現しました。従業員教育、サニテーション、徹底した検査など、衛生管理活動は、終わることなく継続して進化しています。
岩下食品本社工場は、食品安全の国際規格である「FSSC22000(※)」を2020年10月9日に認証取得いたしました。
お客様に安心してお召し上がりいただくために、日頃から取り組んでいる衛生管理や工程管理、法令遵守などを、第三者機関の審査を受けることで、食品安全の取り組みをさらに向上させ、安心・安全な商品づくりに取り組んでいます。
長年培ってきた管理・技術に加えて国際規格の「FSSC22000」に取り組むことで、これからもおいしさと安心・安全を追求し、お客様との信頼に繋げてまいります。
※「FSSC22000」とは、Food Safety System Certification 22000の略であり、FSSC22000財団(Foundation FSSC22000)によって開発された食品安全のためのシステム規格です。食品小売業界が中心の非営利団体、国際食品安全イニシアチブ(GFSI:Global Food Safety Initiative)により、食品安全の認証スキームの一つとして承認された規格になります。安全な食品をお客様に届けるための国際規格です。