工場での取り組み

原料から商品に至るまで徹底した品質管理を実施しています。

品質管理の徹底

安定した品質で、安全な商品を。

常に安定した品質で、安全な商品を提供し続けるため、原料や商品の成分が、当社が定めた基準を満たしているかの検査を実施し、常に厳しい目で確認しています。また、海外においても、 日本と同様の考え方で取り組んでいます。

海外工場での取り組み

日本人社員を派遣し、日本の品質基準を守る。

「適地適作」をモットーに、新生姜・らっきょうの原料は海外で栽培されています。鮮度を重視した加工および徹底した品質管理を行うため、産地の協力工場に岩下食品の日本人社員を派遣。現地スタッフと協力して日本と同じ高い品質基準を守っています。現地スタッフひとりひとりが日本の品質基準を理解し、実践するために、きめ細やかな指導を行います。長年かけて築きあげた海外工場との強固な協力体制のもと、高品質で安全な原料・商品づくりに取り組んでいます。

  • 原料の漬け込み管理 漬け込みタンク毎に漬かり具合をチェック。特にらっきょうの漬け込みにおいては、乳酸発酵の進行具合のコントロールに細心の注意をはらっています。年間を通じておいしいらっきょう漬をご提供するため、漬け上がり時期の見極めは特に気を配っています。

  • 加工指導 日本と同じ管理手法により、加工指導を行っています。新生姜・らっきょうともに手間がかかる大変な作業ですが、各工程毎に丁寧に指導し、安定した品質を実現しています。

  • 選別・検品指導 加工・包装・箱詰めまでの間に、目視による選別・検品を繰り返し行うとともに、機器でのチェックを実施しています。検品工程を徹底して組み込むことで、安心・安全をより確かなものにしています。

  • 成分検査・官能検査 塩分、酸分、肉質、風味などが岩下食品の規格に合っているか、検査を行います。

  • 調味資材の規格確認 現地で調達・使用する調味資材についても、日本の食品衛生法の規格を満たしたものであることを確認。加えて、アレルギー物質・遺伝子組み換え原材料の有無、牛由来の物質の有無についても確認します。

衛生管理活動

床ドライ化の実現と継続した衛生改善へ取り組む。

漬物づくりには大量の水を使用するため、漬物工場では長靴を履いて作業するのが当り前でした。しかし、工場内の余計な水は、様々な菌の媒介になる可能性があります。そこで、岩下食品の本社工場では、漬物業界としての視点だけではなく、食品製造業としてのスタンダードの確立を目指し、床ドライ化に挑戦しました。全員で知恵を出し合いながら、様々な工夫・改善を実施。そして2005年、ついに、漬物業界では例がない床ドライ化を実現しました。従業員教育、サニテーション、徹底した検査など、衛生管理活動は、終わることなく継続して進化しています。

食品安全への取り組み

FSSC22000審査登録証
FSSC22000認証取得

岩下食品本社工場は、食品安全の国際規格である「FSSC22000(※)」を2020年10月9日に認証取得いたしました。
お客様に安心してお召し上がりいただくために、日頃から取り組んでいる衛生管理や工程管理、法令遵守などを、第三者機関の審査を受けることで、食品安全の取り組みをさらに向上させ、安心・安全な商品づくりに取り組んでいます。
長年培ってきた管理・技術に加えて国際規格の「FSSC22000」に取り組むことで、これからもおいしさと安心・安全を追求し、お客様との信頼に繋げてまいります。

※「FSSC22000」とは、Food Safety System Certification 22000の略であり、FSSC22000財団(Foundation FSSC22000)によって開発された食品安全のためのシステム規格です。食品小売業界が中心の非営利団体、国際食品安全イニシアチブ(GFSI:Global Food Safety Initiative)により、食品安全の認証スキームの一つとして承認された規格になります。安全な食品をお客様に届けるための国際規格です。

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